以前、友人から誕生日プレゼントにいただいたドライフラワーのブーケをきっかけに、何度か遊びに行っているVINCULO。
自宅には、こちらのお店の作品がいくつか飾ってあります。
すっかりこのお店のファンになったので、今回は、お世話になっている方にドライフラワーをプレゼントしようと思い、オーダーメイドのブーケを頼んだのです!
後日、出来上がりの連絡をいただいたので、さっそく取りに行くことにしました。
お店もとてもすてきな所なので、あわせてご紹介します。
丘の上にあるVINCULO
VINCULOは、山麓線の大学前南交差点を、上越自動車学校方面へ曲がり、坂を登って住宅街を抜けた所にあります。木の温もりが感じられるお店です。
仲のよいご夫婦お二人が、お出迎えしてくれます。
なぜお店を始められたのか、そのルーツを聞きました。
店主さんはもともとお花が好きで、あるとき、ふと人生を振り返ったら「どんなときも植物がそばにあったよね」そして、「人は植物と共に成長している」と気が付いたそう。
そんな気づきから、「いろいろな人が気軽に植物に触れられるようになれば」とも思うようになり、手入れが少なく、気軽に飾れる植物=ドライフラワーをメインに販売をはじめたそうです。
以前は、小さなプレハブでドライフラワーを販売していましたが、昨年秋にこちらの場所でグランドオープンされました。
お店の外からフォトジェニック!
まずはお店の外から見ていきましょう。
たくさんの植物達が飾られていました。
特に目を惹くのが、大きなサボテンです!
お店のシンボルマークにもなっている大きなサボテンが、お出迎えしてくれました。
このサボテンを見ると、なんだか元気がもらえます!
入り口のドアには、店員さんの遊び心あふれる飾りがありました。
たくさんのドライフラワーで植欲が満たされる店内
そして店内へ。
お店の中はドライフラワーでいっぱいです!
天井から吊るされていたり、大きなフラワーベースにオシャレに飾られていたり。
店員さんが自ら塗装した壁にも飾られていました!
お花の表情がそれぞれ違っていて、ここにいるだけで植欲が満たされます。
こちらのピアノは、捨てられてしまうはずだったものを譲り受けたそう。
店内で自由に演奏していいとのことです。
たくさんのネイティブフラワーと出会える!
VINCULOでは、南半球が原産地のネイティブフラワーを多く取り扱っています。
今まで見たことのないお花と出会えますよ!
こちらは、店主さんの「棚からドライフラワーが出ていたら、見た目がカラフルでかわいいよね!」というアイディアから、手作りで作られたドライフラワーの棚です。
約15種類のドライフラワーがおいてありました!
ドライフラワーは、1本からでも購入できます。
大人気のカヌレの置物
こちらは、VINCULOの大人気商品、カヌレの置物です!
もともと店主さんが大好きだったカヌレをもとにした置物です。
カヌレの上に、好みのドライフラワーなどを接着剤でつけて飾れます。
置いてあるものは購入可能です。オリジナルカヌレ作りのワークショップもおこなっているそう。ぜひ参加してみてはいかがでしょうか?
オーダーメイドのドライフラワーブーケ
オーダーしていたブーケを受け取りました。
なんてすてきなブーケなのでしょう!
とてもキレイにまとめられていました。
「今はネットで簡単にドライフラワーが買える時代になってしまいましたが、私たちが大切にしているのは、オーダーして頂いたブーケひとつひとつに想いを込めること。そして、直接お渡しするからこその『人との繋がり=絆』を大切にしています」
と店員さんが教えてくれました。
紅茶のようなコーヒー≒コーティー!
そしてVINCULOは、「食欲」を満たす場所でもあります。
以前はレストランで働いていた店主さん。その経験から、ローストビーフ丼や、黒毛和牛を100%使用した飲めるハンバーグ丼など、主にテイクアウトできる料理を提供しています。
その中で今回ご紹介するのが、VINCULO.coffeeです。
焙煎士でもある店主さんが、コーヒー豆の仕入れからこだわり、焙煎、抽出をしてくれます。
ドライフラワーが主に南米のものを取り扱っていることから、コーヒー豆もなるべく原産地を揃えているんだとか。
せっかくなので、コーティーをいただくことにしました。
笑顔でお話しながらコーティーを淹れてくれました。
サボテンのステッカーが貼られたコーヒーカップ!かわいいです。
いただきます。
コーヒーなのに苦くない!?フルーティーな香りと味わいに驚きが隠せません!
VINCULOのコーティーは、浅く煎ることで苦味をなるべく抑えています。その味わいはまるで、紅茶を飲んでいるよう!
店主さんは昔、コーヒーが苦手だったそうですが、しっかりコーヒーと向き合っていくうちに大好きになったとか。
取り扱うコーヒー豆は、毎月5.6種類は入れ替えを行なっているそうなので、月によって違うコーティーを味わうことができます。
また、毎月1日は「free coffeeの日」として、コーティーが飲み放題の日なのだとか!
コーヒー豆の産地や、精製方法によって味わいがかなり違うそうなので、自分にあったコーティーを見つけることができますね。
コーティーのほかにも、ドライフラワーソーダやジンジャーラテなど、オリジナルドリンクも提供されています。
ぜひ植欲とともに、食欲も満たしてくださいね。
「VINCULO.park」でそと遊び気分
そして今回、もうひとつ訪れたかった場所へ行くことにしました。
同じ敷地内にあるVINCULO.parkです。
お店から少し左に進み、坂を登った先にある場所です。景色がとてもよくて、癒されます。
VINCULO.parkは「人々が集まれて、絆も生まれる場所をつくりたい」という店主さんの想いがあってうまれた場所です。
この土地は、店主さんの身内の方とのご縁で譲っていただいたそう。もともと何も手入れされておらず、木々が生い茂っている場所でしたが、約一年をかけて整備し、今の状態になったとのことです。
ここでは、子どもたちが遊べる公園になっているほか、VINCULOで購入したコーティーやテイクアウト品を食べるなど、お店を訪れた人が自由に使える場所として提供されています。
キャンプなども出来るそうですよ!
「そと遊びきぶん」と題して、主に地元で活動されている方が集まり、不定期でイベントなどもおこなっています。
「VINCULO」=絆
VINCULOにお伺いし、さまざまなお話を聞かせていただきました。
その中で今後の活動を聞いたところ、「『VINCULO.park』をもっと活性化させて、より人と人との絆が生まれる場所にしていきたいです」とおっしゃっていたのが特に印象的でした。
さらにはウェディングもできるような場所にもなればとも。ステキな考えですね♪
お忙しい中、ご対応していただいたご主人のたくやさんと奥さんのひろみさん。「私たちにぜひ会いに来てください!」と、笑顔を見せてくれました。
いつも楽しくお優しいご夫婦なので、お店に行けば行くほど、お二人のファンになること間違いなしです!
すてきなドライフラワーと景色、おいしいご飯、コーティーが味わえるVINCULO。
そのほかには、ワークショップやイベント等さまざまな活動をしていて、これからどんな絆が生まれるのか、とても楽しみです。
私も絆でつながるひとりになれたら、と思いながら、またお二人に会いに行こうと思います。
みなさんもぜひ、植欲と食欲を満たしに行ってみてくださいね。
VINCULO
住所:新潟県上越市岩木2177-1
アクセス:新潟県道63号上越新井線「大学前南」の交差点から車で5分
営業時間:11:00-17:00
電話番号:090-8775-3922
定休日:木曜日、第2・4水曜日
Instagram:@vinculo.flower