妙高市の自然や暮らしを紹介する施設「妙高高原ビジターセンター」が今年4月にリニューアルオープンしました。
妙高戸隠連山国立公園の拠点として、観光客や地元の方に利用される複合型公共施設です。
普段から仕事で訪れることが多い場所なのですが、心地良い気候になった休日に家族と一緒に出かけてきました。
新センターは自然とくつろぐ複合施設
「妙高高原ビジターセンター」は池の平地区の妙高山を望む絶景スポット「いもり池」に併設されています。
1983年から妙高市の自然を学べる場所として多くの方を迎えていましたが、老朽化のため2019年に一度閉館し、全面的に改築されて新施設としてオープンしました。
館内に入ると受付の右側は広いラウンジスペースになっています。
大きな窓から外の景色を眺めながら、くつろいで過ごすことができます。
館内に出店しているカフェ「SOF&」のコーヒーを飲んだり、「THE NORTH FACE 妙高」でアウトドアウェアを選んだり、のんびりと過ごす休日にちょうどいい空間ですね。
ラウンジスペースから受付を挟んで反対側には、妙高戸隠連山国立公園の自然や周辺の観光を紹介するパネルなどが展示されています。
周辺で見られる植物や昆虫の標本、動物のジオラマなど、子どもの興味をひく展示が多く、楽しみながら自然を学べます。
また、奥には大型スクリーンが配置されたシアターコーナーもあり、15種類の紹介動画を選んで視聴できます。
景色を楽しみながらいもり池の遊歩道を散策
ラウンジスペースからテラスに出て、そのまま「いもり池」を一周できる遊歩道に向かいました。
約500mの遊歩道は、20分ほどで散策できます。
子ども連れでも楽しみながら歩けるちょうどよい長さです。
遊歩道には立ち止まって景観にカメラを向ける方や、バードウォッチングを楽しむ方もいるので、道幅の狭い場所では池に落ちないように気を付けて歩きましょう。
“いもり池と妙高山”は妙高市の代表的な景観として知られ、四季折々の美しさを見せてくれます。
新緑の時期は水芭蕉の群生地としても有名ですが、この日は残念ながら満開期より少し遅かったようで、あまり花は残っていませんでした。
来年はもう少し早く訪れて、水芭蕉が咲く風光を楽しみたいと思います。
遊歩道をひとまわりして「ビジターセンター」にもどる少し前に、お食事処「いもり池 芭蕉苑」があります。
打ち立ての二八蕎麦と揚げたての山菜のてんぷらが食べ放題という、なんとも魅力的なメニューがありましたが、この日は昼食を食べたあとだったので断念しました。
このメニューも水芭蕉と同じく来年に持ち越して、必ず食べよう!と家族と約束しました。
リニューアルオープンした「妙高高原ビジターセンター」はきれいな景観を楽しみながら、妙高市の自然や観光を学べる充実した施設でした。
季節による景観の移り変わりを楽しむためにも、また何度も訪れようと思います。
妙高市の自然を満喫したい方は、ぜひ「妙高高原ビジターセンター」に足を運んでみてください。
妙高高原ビジターセンター
住所:新潟県妙高市関川2248-4
アクセス:妙高はねうまライン「妙高高原駅」から車で約8分
上信越自動車道「妙高港高原IC」から6分
電話番号:0255-75-5270
営業時間:9:00-17:00
定休日:年中無休・臨時休館等有