上越市は上杉謙信ゆかりの地であるため、現在もさまざまな歴史的建造物が残されています。
その中の1つ「春日山城跡」は、上杉謙信の居城として日本100名城の1つに選ばれています。
春日山城は、山の複雑な地形を利用した城塞を備えていたため、『難攻不落の天下の名城』と言われています。
天気がよかったので、軽い運動もかねて久しぶりに「春日山城跡」に行ってきました。
今回は、「春日山城跡」を紹介します。
本丸跡を目指して出発!
本丸まで登るための一番近い駐車場は、春日山神社の石段の目の前にあります。
麓にある駐車場に車を停めて、本丸まで登る方もいらっしゃいます。
この石段を登るだけでも、良い運動!
本丸に登るための準備運動にもなりますね。
石段の隣には、案内板があります。
標高約180mにある本丸跡まで上るには、上杉謙信の銅像のある道から行く方法と、春日山神社から行く方法があります。
今回は、最短ルートの上杉謙信の銅像がある道からスタート!
トイレは先ほど紹介した駐車場と、上杉謙信の銅像がある場所の2カ所しかありません。
登り始める前に、トイレを済ませておくのがオススメ!
最初はコンクリートの道が続きます。
傾斜は緩やかなので、余裕をもって登ることができます。
しばらく登ると、三の丸を経由して本丸に登る道が現われます。
ここから先は、登り階段!
傾斜も増すので、足への負担が一気に増えます。
道中、仏様が書いてある石を発見!
前回登った時には、無かったような……。
本丸に向かって登るお客様を見守っているのかもしれませんね。
登り始めて約10分、三の丸跡に到着!
謙信公の養子である景虎の屋敷跡、米蔵跡があったとされています。
三の丸には、高い土塁があったため、高い防御力があったとされています。
三の丸の先も、登り階段が続きます。
登っていると、たくさんの虫が……。
虫が苦手な方は、長袖を着たり虫除けスプレーを準備するなどの対策をすることがオススメ!
こちらは、ニの丸跡です。
本丸の直下にあり、本丸を帯状に囲っているため、本丸の警護として造られたとされています。
本丸跡では上越市をゆっくり眺めることができる
二の丸跡から少し登ると、目的地の本丸跡に到着!
駐車場から出発して、約30分ほどで到着することができます。
軽いハイキングをするには、ちょうどいい距離ですね。
標高180mからの頸城平野(上越市)の景色です。
天気が良く気温も高かったので、本丸に到着した時には軽く汗が……。
近くにベンチがあったので、持参していたお茶を飲みながらしばらく景色を楽しみました。
汗をかくので、本丸まで登る際には水分補給できる飲料水を持参しておくことがオススメです。
服装は動きやすい服装を選ぼう!
「春日山城跡」は、ハイキングのために地元の方がたくさん訪れています。
今回は1番短い登り方を紹介しましたが、春日山神社の方向から登るとさらにハイキングや春日城跡の歴史を楽しむことができます。
ただし、「春日山城跡」を登るためには、動きやすい服や靴を選ぶようにしましょう!
運動不足の解消のためのハイキングや、歴史を楽しみたいかたは、ぜひ「春日山城跡」に足を運んでみてください。
春日山城跡
住所:新潟県上越市中屋敷
アクセス:JR妙高はねうまライン「春日山駅」から徒歩で約40分
北陸自動車道「上越IC」から車で約15分