上信越自動車道の新井PA・スマートICに隣接する道の駅あらいには、上越のソウルフードである味噌ラーメンの代表格「ごはん処食堂ミサ」が入っています。
道の駅あらいには国道18号からも入れるので、行ったことがある方もいるかもしれませんね。
今回は道の駅あらいの中にある、「ごはん処食堂ミサ あらい道の駅店」をご紹介します。
山小屋のようなすてきなお店
道の駅あらいの中で、食堂ミサはパン屋さんやローソンなどの近くにあります。便利な場所なので、すぐに見つかると思いますよ。
お店の外観は山小屋のようなデザイン。屋根の形や、広い窓がスキー場の休憩所を連想させますね。
入り口から左右に席があり、今回は左手に案内されました。
店舗の中はどちらかというと和な雰囲気。天井が高くて、開放感があります。テーブル同士の間隔も広く、快適に食事ができそうです。
厨房も見えており、開放感のある広い厨房できびきびと働くスタッフの方がよく見えました。
なんと!食堂ミサの社長に遭遇!
今回は、幸運なことに中田社長に直接お話を伺うことができました。
創業者は現社長のおばあさまにあたる、中田ミサさんという方だそうです。「食堂ミサ」の名前は創業者のミサさんからとったものだったのですね。
ミサさんはとても波乱万丈な人生を送られた方。
もともとの食堂は、自動車免許学校(現在は生徒数減少に伴い閉校)を経営していた昭和40年に、生徒や職員さん、国道を通るドライバーさん向けに作ったそうです。
オープン当時のミサさんは飲食店の経営に詳しくなく、メニューの評判もいまいちだったんだとか。
そこで、舌の肥えた常連さんや国道を通る長距離トラックドライバーさんのアドバイスによりラーメンをメニューに加えることになったそうですよ。
味噌ラーメンを注文しました
さて、現在の食堂ミサといえば味噌ラーメン。
あのHIKAKINが小さい頃に食べていた、「ニューミサ」の味噌ラーメンと同じ味だそうです。
食べたことがなかったので、もちろん味噌ラーメンを注文することに。しばらくすると、注文した味噌ラーメンがやってきました。
まず思ったのは、「ボリュームがすごい!」。
ラーメンの上にたっぷりの玉ねぎ、もやし、豚のミンチが載っています。お野菜たっぷりなのは、とてもうれしい!
麺はモチモチ感があって食べ応えばっちり。スープの味はちょっと酸味があり、体に染み込むような味です。
食堂ミサの味噌ラーメンは、特注の白味噌にニンニク、トウガラシなどをブレンドしているそう。
どちらかというと濃いめの味付けで、スープをそそれば体があったまること間違いなし。
寒い時に食べたくなる。そんな味噌ラーメンです。
麺と具材を一緒に口に運ぶと、それぞれが存在感を主張しながらも、絡み合ってとてもおいしかったです!
普通のラーメン店の感覚で餃子を頼んでしまいましたが、味噌ラーメンがなかなかのボリューム。
「餃子、食べきれるかな?」と心配になりつつも、餃子も食べ始めます。
餃子はちょっと小ぶりのサイズです。噛んでみると皮はカリッとしており、中は野菜をベースとした餡が入っています。
一口噛むとジューシーな肉汁が滲み出てきました。
1個食べたら2個、3個と食べたくなる。とまらない餃子ですね。ビールに合うこと間違いなしです。
今回は味噌ラーメンを注文しましたが、食堂ミサでは煮魚定食、生姜焼き定食、おろしとんかつ定食、ホルモン定食などさまざまな定食も注文できます。
ごはんが進むこと間違いなしのおかずがそろっており、非常に気になりました!今度は定食も注文してみようと思います。
ごはん処 食堂ミサ あらい道の駅店
住所:新潟県妙高市大字猪野山58-1
アクセス:国道18号沿い、上信越自動車道新井 PA・スマート ICに隣接
営業時間:11:00-20:30(20:00 LO)
定休日:1月1日他 不定休
電話番号:0255-72-1133