今回ご紹介したいお店はこちら。
上越市柿崎区にある「on the tsunodori terrace(オンザツノドリテラス)」さん。
お店の前には豊かな田園風景が広がり、その先には米山が見えます。
どこか懐かしい、ふるさとを感じさせる、そんなあたたかな景色が見える角取地区に、こちらのお店があります。
卵・牛乳といった動物性の食材を使わず、植物性だけの食材を使用したスイーツ店です。
お子さんが食物アレルギーだったことがきっかけで、パティシエだったオーナーさんは、
「アレルギーのある子どもにも食べられる、自分の作った誕生日ケーキで、お祝いしてあげたい。 みんなで同じものを食べ、喜びや幸せをわかちあいたい。一番喜ばせたいひとたちに喜んでもらいたい」
こうした家族への思いから、東京から神奈川へ家族で移り住み、植物性の食材を使って作るスイーツ店で、スイーツ作りを学んでこられたそうです。
そして2023年秋、上越でお店をオープンされました。
どんなスイーツが売っているの?
ケーキは、
- モンブラン
- ガトーショコラ
- 季節のスイーツ
- ショートケーキ
- ティラミス
など常時6種類ほど販売されています。
手土産などにもぴったりな、日持ちのする焼き菓子もありますよ。
そしてスイーツ作りに使用する材料にも、大切にしている思いがあるそうです。
必要な材料は、できるだけ上越のものを使用するということ。
東京からUターンしてきて、改めて上越の良さを感じ、上越のアピールができたら…
そんな思いから、お塩は上越市安塚区の安塚の塩。
ブラウニーやガトーショコラ、ティラミスに使われるお豆腐は、「中島食品」の上越産大豆を使用したものを。
ティラミスに使う酒粕は、オーナー自ら育てた酒米で作られた、「代々菊醸造」の酒粕を使っているそうです。
おすすめのケーキ&スイーツ
その中でも、お店の一番人気はこちら。
モンブランです。
口に入れるとマロンクリームの濃厚な味わいと、ラム酒の香りがふわっと広がります。
中にはクリームと共に栗が入っており、クリームと栗そのものの味を楽しめる。
なんとも贅沢なモンブランです。
そしてオーナーさんのおすすめはこちら。
同じ柿崎区で栽培されている「渡辺農園」さんの苺を使用した、苺がとれるこの時期限定の越後姫タルト。
ザクッと歯応えのあるタルト生地に、苺の甘酸っぱさとクリームの甘さが絶妙なバランスで、口の中においしさが広がります。
花びらも飾られ、見た目もこころ踊るタルトです。
お次は焼き菓子。
こちらのブラウニーはオーナーさん自ら育てた米粉を使用したブラウニー。
しっとりとした生地に胡桃とレーズンがたっぷり入り、チョコレートの甘さにレーズンの甘酸っぱさと胡桃の味が、ぴったりな焼き菓子。
キャラメルでコーティングされアーモンドスライスがひきつめられたフロランタン。
カリカリのアーモンドスライスと、サクッと程よい歯応えのクッキー生地。
ほどよい甘さとアーモンドの香ばしさは、人気なのだそう。
そして子どもたちに人気なのはこちら。
くまクッキー。
くまのかわいいかたちがなんともいえません。
口にするとふわっと優しい味が広がり、噛めば噛むほどに素材そのもののおいしさを感じられます。
このほかお店では、ドリンクのテイクアウトもできるそう。
お店の前には、テイクアウトしたドリンクとスイーツをいただける、オープンテラスも
用意されてありました。
お店の名前にもある「テラス」。
テラスには、陽の当たる場所という意味があるそうです。
そしてその意味だけではなく、角取というこの地に陽をあてる。人を照らし元気を与えたい。そんな願いを込めて、お店の名前をつけたのだそう。
このテラス席で田園風景と、遠くに見える米山を眺めながら
「食べている瞬間を思い描いて作っている」
オーナーさんのおひさまのような、あたたかいまごころで作られたスイーツをいただいたら…きっとみんなが笑顔になることでしょう。
これからあたたかくなる季節。
角取に足を運んで、こちらのスイーツを味わってみませんか?
on the tsunodori terrace(オンザツノドリテラス)
住所:新潟県上越市柿崎区角取466
アクセス:JR信越本線「柿崎駅」より徒歩約45分/車にて8分
連絡先:080-6601-6057
営業時間:金~月曜 12:00~18:00
定休日:火・水・木曜
駐車場:有
インスタグラム:@on.the.tsunodori.terrace
ホームページ:http://ot3.net/