上越「かなざわ総本舗」お世話になった人の手土産に出陣餅 

妙高山も雪化粧し、いよいよ冬の到来を感じざるを得ません。寒くなってくると温かいものが恋しくなってきますね。

そんな寒い日に目にした、おしるこ、和パフェの旗。その文字に誘われて訪れたのが、本日紹介する「かなざわ総本舗」!

かなざわ総本舗といえば出陣餅。出陣餅は上越産のよもぎがたっぷり練り込まれたおもちをきなこと、くろみつで食べるお菓子です。

わたしは子どものころから大好きで、家にあれば食べていた記憶があります。実家の母は、お客様が来るときや、和菓子が食べたいときにはかなざわ総本舗に買いに行っていました。

和菓子店内にある喫茶コーナー

そんな、なじみ深いかなざわ総本舗の喫茶コーナーへいざ初出陣。
店内は歴史を感じるレトロな雰囲気。窓の外に目を向けると通りからの見慣れた景色とは別世界の和風庭園を眺めることができます。

囲炉裏や和風の装飾があちらこちらにあり、興味津々で眺めているとお目当てのおしること和パフェことよもぱふぇが運ばれてきました。 さっそくいただきます。

おしるこには、おしんこと温かいお茶がセットでついてきます。甘い粒あんの中におおきなお餅が2つ入っていました。身体が温まる優しい味です。

共同開発されたよもぎ味のジェラート

よもぱふぇはいろどり鮮やかで、ひとつひとつ丁寧に手作りされているのが伝わってきます。
きなこ入りコーンフレーク、よもぎ味のジェラート、黒糖ゼリー、どらやきの皮、ホイップクリームにあんこ、出陣餅、練り切りとボリューム満点。

よもぎ味のジェラートはジェラート工房ソンニャーレと共同開発なんだそうです!
よもぎの風味がしっかりして甘さ控えめのジェラートと黒糖ゼリーやドラ焼きの皮の甘さがバランスよく感じました。のっていた出陣餅は変わらぬおいしさでした。

ちなみに、出陣餅は上杉謙信をしのんで作られたお菓子なんだそう。かなざわ総本舗で作られるお菓子は地域の戦国武将や、歴史上の人物を題材にしたお菓子が数多く並んでいます。上越地域のお土産として本当にピッタリですし人気なのもうなずけました。

出陣餅が自動販売機で買える!?

お店の創業は明治29年126年も続く老舗で、とっても歴史を感じますよね。
そんな歴史を感じる店舗の前にはいつからか自動販売機が設置されていて、気になったのでそちらものぞいてみました。

わたしが訪れたときは、自動販売機の中には包装された5ヶ入りと10ヶ入りの出陣餅(紙袋付き)と、透明のパックに出陣餅が15ヶ入ったガチ盛りパック、特価品の出陣餅とくろみつが売られていました。
お腹いっぱい出陣餅を食べたい人は、ガチ盛りパックがうれしすぎますね。包装されていない自宅用ということで通常よりお安く購入できます。1パックにくろみつと楊枝が3つ付いていました。

自動販売機にどんな商品が入っているかは日によって変わるようなのです。Facebookで確認することができるので、確認して行くのが確実ですね。

出陣餅のほかにも、季節限定で販売されるイチゴ大福が個人的には大好きでおすすめです。
店舗の窓にいちご大福の張り紙を見ると買わずにはいられません。気になった方、午後には売り切れていることもよくあるので張り紙を見かけたら午前中に行ってみてくださいね。

かなざわ総本舗
住所:新潟県上越市稲田4-11-5
アクセス:えちごトキめき鉄道妙高はねうまライン、高田駅より2.8キロ 徒歩35分
営業時間:9:30~17:30 (喫茶コーナー10:00~17:00)
電話:025-522-5500
定休日:水曜(不定期)/元日
Facebook:@Kanazawasouhonpo

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。