伝統の製法を守り続けているお店!上越市「口福の店 魚住かまぼこ店」

上越市出身の旦那から「口福の店 魚住かまぼこ店」のかまぼこはおいしいから、絶対食べてみて、と以前からオススメされていました。

お酒のつまみに久々にかまぼこを食べたいなと思っていたので、「口福の店 魚住かまぼこ店」に行ってみました!

今回は、伝統の製法を守り続けているお店、上越市「口福の店 魚住かまぼこ店」を紹介します。

石臼のみで練り上げる店は新潟県内では「口福の店 魚住かまぼこ店」だけ!

実は、新潟県は、かまぼこの生産量が全国1位のかまぼこ大国!
大手のメーカーだけではなく、上越市では老舗のかまぼこ屋が2店舗あります。

現代は機械に頼る生産方法が主流となっています。しかし、「口福の店 魚住かまぼこ店」は、昔ながらの石臼のみで練り上げる製法を現代でも守り続けています。

お店の入口には、実際に旧魚住時代に使われていた石臼が展示されています。

店内にはオリジナルのかまぼこがたくさん!

お店に入ると、「口福の店 魚住かまぼこ店」のオリジナルのかまぼこがたくさん並んでいます。

商品をゆっくり見てみると、もずく入りのかまぼこ、昆布で巻いたかまぼこ、きくらげが入ったかまぼこなど、変わり種のかまぼこも!

今回初めて「口福の店 魚住かまぼこ店」に来店したので、どれにしようか迷ってしまいました。
どれにしようか迷った時は、店員さんに聞くのが1番ですよね。
実際、店員さんに「どれがオススメですか?」と質問したところ、「全部です!」と自信満々の返事を頂きました!

ネットで話題になった全国初の飲むかまぼこ「かまナイス」

かまぼこは歯ごたえがあるため、噛む力が弱い小さい子どもや高齢者の方は、なかなか食べづらいですよね。
どんな世代の方でもかまぼこを食べられるように開発されたのが、飲むかまぼこ「かまナイス」です。

飲むかまぼこは、「口福の店 魚住かまぼこ店」が全国初!
開発期間は、なんと6年もかかったそうです。
野菜も入っているので、野菜が苦手な子どもでも食べられるようになっています。

発売当初はネットでも話題になったらしく、「ネットで話題になったかまぼこはありますか?」と、買いに来るが多くいらっしゃったようです。
食べやすいだけではなく、タンパク質や野菜が一緒に取れるので、栄養価がとても高く健康にいいですよね。

口福の店 魚住かまぼこ店の新製品!「うんまいイカ」

「口福の店 魚住かまぼこ店」は、今年6月に新製品を販売開始しました。

その新製品は、「うんまいイカ」です。
1匹まるまる贅沢に使っているイカのお腹の中には、すり身がたっぷり入っています。
味は「カレー味」と「チーズ味」の2種類。お酒のおつまみとしても相性はバッチリです!
少し温めてから食べるのが、オススメの食べ方だと、店員さんが教えてくれました。

謙信公とゆかりの深い「からむし」を使用したかまぼこも販売!

「かまナイス」の隣には、何やら豪華そうなかまぼこのチラシが!
「口福の店 魚住かまぼこ店」では、謙信公とゆかりのある「からむし」・金箔・銀箔が入った完全予約制のかまぼこも発売しています。

からむしとは、イラクサ科の多年草。からむしから取り出した繊維は、戦国時代において謙信公の財源を支えていたとされています。

謙信公の「義の想い」と、栄養価の高いからむしの若芽の「健康パワー」をお届けしたいという思いが詰まっているかまぼこです。
10日前までに予約が必要なので、購入する方は気を付けてくださいね。

かまぼこを使ったアイディアレシピ集の制作も!

「口福の店 魚住かまぼこ店」では、かまぼこを使ったアイディアレシピ集の制作も行っていました。
どんなレシピがあるのか気になりますよね。
目次をちらっとお見せしますね。

レシピがなんとこんなにも載っています!

かまぼこのおいしさを知ってもらうために、全国からかまぼこを使ったアイディア料理を募集し、たくさんの応募の中から36品のアイディア料理が選ばれ記載されています。

このレシピ集は、かまぼこを購入した方に無料で配布されています。

どのアイディア料理もおいしそうなので、全部作ってみたくなっちゃいますね。

おみくじを引いてかまぼこ川柳を楽しもう!

買い物も終わり、満足した気分で店を出ると、ちょっと気になるものを発見!

なんと!お店の入口におみくじが!

せっかくなので、おみくじを1つ引いてみました!

気になる運勢は……

良くもなく、悪くもない運勢ですね。
運勢の下には、ステキなかまぼこ川柳も記載されています。

守り続けてきた伝統の製法は上越市の宝!

「口福の店 魚住かまぼこ店」は、昔から守り続けてきた伝統の製法を、現代まで引き継いでいます。
大量生産のために機械化が当たり前となっている現代にとって、伝統の製法を守り続けている「口福の店 魚住かまぼこ店」は上越市の宝です。
ぜひ、伝統の製法を守り続けている「口福の店 魚住かまぼこ店」に足を運んでみてください。

口福の店 魚住かまぼこ店
住所:新潟県上越市春日新田5丁目21-15
電話番号:025-543-2438
営業時間:9:30~18:00
定休日:年末年始(12月31日、1月1日・2日・3日)
アクセス:JR「直江津駅」から徒歩約23分

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。