芸能界にもファンがいる妙高市の有名店「とん汁 たちばな」

妙高市でおいしいご飯が食べたい!という方に真っ先に紹介するお店。
それが国道292号線沿いにある「とん汁 たちばな」です。

昭和47年創業の「とん汁 たちばな」は、もともといろいろなメニューを提供する普通の食堂でした。
メニューの一つ「とん汁」が特段おいしかったことから看板メニューとなり、いつしか「とん汁の専門店」として有名になったお店です。

今ではこだわりのとん汁を求めて全国からお客さんがやってきます。
週末になると隣接した駐車場はすぐに県外ナンバーの車でいっぱいになり、交通誘導員が立つことも珍しくありません。

テレビ番組に取り上げられることも多い人気店

芸能人やタレントさんが地方のグルメを堪能するテレビ番組って人気がありますよね。
各地の名物をおいしそうに食べているところを見ると、自分もその場所に行って食べてみたくなります。

「たちばな」はそういった番組の常連店です。
さまざまな芸能人が「たちばな」のとん汁のおいしさに驚くシーンが過去に何度も放送されています。

多くの芸能人がこの味に魅了されて番組のロケ後にプライベートで来店されるそうです。

たちばなのとん汁はただのみそ汁じゃない!?

一番の人気メニューはずばり「とん汁定食」です。
定食というと普通は、ごはん・メインのおかず・お味噌汁・漬物…と想像しますが、「たちばな」ではとん汁がおかずとみそ汁を兼任しています。

ボリュームたっぷりで旨味が詰まったとん汁はごはんとの相性が抜群です。
トロトロの豚バラ肉と大量の玉ねぎの甘みが味噌のコクと合わさって、なんとも言えない旨味が爆発!
ホカホカの白米があっという間に減っていきます。

とん汁の材料は、豚バラ肉・豆腐・玉ねぎ・お味噌、ととてもシンプル。
シンプルな料理だからこそ素材にこだわり、丁寧に作られています。

特に1つの鍋に6kgも入る玉ねぎは、季節や気温によって産地・品種を変えて使用しています。
水をほとんど使用せず、長時間かけて玉ねぎをじっくりと煮込むことで、玉ねぎからでる水分を活かしたとん汁が作られます。

また、使用される白みそは、地元の味噌蔵が「たちばな」のとん汁専用に仕込んでいる特注品です。
少し甘めの味噌は具材の旨味と合わさってコク深い味わいになります。

妙高ならではの薬味がおすすめ!

とん汁に加える薬味といえば、よく七味唐辛子が使われると思います。
七味唐辛子ももちろんおいしいのですが、たちばなのとん汁の薬味には「かんずり」がおすすめです。

かんずりは同じ妙高市新井地区で作られる香辛料で、唐辛子に糀や柚子を加えて発酵させた伝統調味料です。
オプションで追加できるこのかんずりをぜひ味変に利用してみてください。
甘みのあるとん汁にさわやかでコクのある辛みが加わり、一味違ったパターンを楽しめます。

女性向けのセットメニューやテイクアウトも

週末の行列が名物になりつつある「たちばな」ですが、平日であれば長時間並ぶことなくスムーズに入ることができます。
お昼の時間帯はサラリーマンや地元の家族連れでにぎわっています。

食べてみたいけどボリュームが多くて心配…という方にはレディースセットも用意されているので安心です。
また、とん汁は1人前からテイクアウトをすることができます。
店頭に用意されている専用の容器で人数分を買うこともできますし、自宅から鍋を持ち込んでお好みの量を入れてもらうこともできます。
ぜひ自宅での食事にも試してみてください。

とん汁 たちばな
住所:新潟県妙高市栗原2-3-10
アクセス:えちごトキめき鉄道 妙高はねうまライン「新井駅」から徒歩20分※国道292号線沿い
電話:0255-72-2450
営業時間:10:30-18:45(平日)
     10:30-14:30、16:30-18:45(土日祝)
定休日:月曜日(休日の場合は火曜日)

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。