近場で景色を眺めれる場所がないかなと思いながら地図を見ていると、「居多ヶ浜展望台」という施設を発見!
場所も遠くなかったので、車で行ってみることにしました。
実は、「居多ヶ浜展望台」は、有名な歴史上の人物と関わりのある場所でした。
今回は、突然の思いつきで訪れた「居多ヶ浜展望台」を紹介します。
親鸞聖人と上越市の関係とは
浄土真宗の開祖として知られている「親鸞聖人」。
実は、上越市と関わりがある人物でした。
現代と違い、昔は宗教に対して厳しい時代でした。
新しい教えは受け入れてもらえず、朝廷が罰則を与えるなんてことも……。
親鸞聖人が浄土宗の開祖である「法然上人」の弟子として精進していた頃、「承元の法難(じょうげんのほうなん)」と呼ばれる宗教弾圧がありました。それにより、承元元年(1207年)、親鸞聖人は越後国府へ流罪に。その時、上陸したのが「居多ヶ浜」でした。
越後国府へ流罪となった親鸞聖人は、7年間を国府で過ごしたそうです。
歴史上の人物として有名な「親鸞聖人」が、上越市と縁があることに驚きました。
親鸞聖人が上陸した居多ヶ浜が一望できる
「居多ヶ浜展望台」は、親鸞聖人が上陸した居多ヶ浜が一望できます。
居多ヶ浜は、夏は海水浴場としてにぎわっています。
訪れた時は、海水浴シーズンも終わっていたため、居多ヶ浜はとても静かでした。
これからの時期はだんだん寒くなるため、居多ヶ浜展望台に訪れる際には、長袖の羽織り物を持って行くと良いかもしれませんね。
また、夕方は、夕日と日本海が一緒に堪能できるためオススメです。
ゆっくり座って休憩できる場所もある
居多ヶ浜展望台の近くには、ゆっくり座って休憩できるスペースも設けられています。
日陰を作ってくれる屋根もあるので、暑い時期はゆっくり休憩することもできます。
親鸞聖人とゆかりのある場所はたくさんある!
居多ヶ浜展望台の近くに、「五智ウォーキングマップ」を発見!
「ご自由におとり下さい」と書いてあったので、お言葉に甘えて1冊頂きました。
冊子を開けてみると、直江津の地図と一緒にオススメの施設や行事などが一面に記載されていました。
小さくコンパクトにまとめてくれているので、観光時や、ちょっと近辺をお散歩する時にとても便利ですよね。
じっくり冊子を見てみると、まだまだ行ったことがない施設がたくさん記載されているので、今後の記事で紹介していきますね。
冊子にはこんなページも記載されていました。
親鸞聖人とゆかりのある場所は、この上越市にまだまだあるようです!
こちらも今後行ってみると、たくさんの発見がありそうです。
歴史的背景を感じながら海を眺めることができる
親鸞聖人が初めて上陸した居多ヶ浜を眺めることができる居多ヶ浜展望台。
歴史や宗教が好きな方は、「親鸞聖人はどんな思いで上陸したのだろう」「親鸞聖人はどのような思いで7年間過ごされてきたのだろう」と考えながら居多ヶ浜を眺めると、違った楽しみ方ができるのではないでしょうか。
気分転換に海を眺める場所としても、居多ヶ浜展望台は行きやすくてオススメです。
ぜひ「居多ヶ浜展望台」に足を運んでみてください。
居多ヶ浜展望台
住所:新潟県上越市五智6丁目3
アクセス:日本海ひすいライン直江津駅徒歩26分、頸城バス「居多ヶ浜」駅から徒歩1分