4月に入って暖かくなりだんだんと春を感じることが多くなってきました。
天気の良い日はどこかに出かけたくなってきますね。
お弁当を持って公園で暖かな日差しのもとのんびりランチでもしようかなと思い立ったのですがどこに行けばよいのかわからない。
どこかにいい場所はないか家族に聞いたところ「宮口古墳公園が今いいよ」と教えてもらったので、さっそく行ってみました。
宮口古墳群とは?
上越市牧区宮口にある古墳群。
国指定史跡となっています。
丘陵に8基の横穴式石室を持つ古墳が稜線上に点在しています。
古墳時代終末期の古墳で31基の円墳が確認できていて、そのうち15基が発掘調査されているそうです。
これらの古墳は、日本海沿岸北部における古墳時代後期の群集墳としてきわめて重要で、地域の動向がわかる貴重なものであることから、昭和51年に史跡に指定されました。
昭和5年頃に一部が発掘され金銅装円頭大刀、アスファルト塗土玉、切子玉、ガラス玉、鉄製の矢じり、直刀などが見つかっているようです。
石室は横穴式でよい状態で残っていたそうです。
当時の高い技術がうかがえますね。
古墳と桜のコラボレーション
4月上旬は古墳と桜のコラボレーションが見られます。
古墳だけでなくて桜も楽しめるなんてなんだかお得ですよね。
宮口古墳群は宮口古墳公園として整備されています。
車5台が駐車できるスペースがあります。
私が行った時には子ども連れのご家族だったり老夫婦の方たちが何組もいらっしゃいました。
みなさん、写真を撮ったり、桜を楽しんだり、ランチを楽しんだりしていました。
もちろん1人で行っても楽しめますよ。
桜もたくさんあり桜並木がとてもきれいでした。
ここでレジャーシートを広げてランチやアフタヌーンティーなんてしたら最高です!
間近で桜がみられるので、花びらまで写真に収めることができます。
休憩所もあるので、散策に疲れて一息つきたいときに休憩ができます。
ここ以外にも屋根はありませんが椅子が設置されていました。
座れるところがあるのはうれしいですね。
トイレもあるので安心して長居できます。
広場の左端には散策路があったので少しのぼって見ようと思います。
かなり急な階段があり少し大変でしたが、階段の先には木漏れ日が心地よい空間がありました。
紫色のかたくりが所々に咲いていてかわいかったです。
隣には資料館もあります
牧歴史民俗資料館がすぐ隣にありました。
こちらは宮口古墳群の出土品や牧区に残る県指定有形文化財や民俗資料の展示をおこなっている施設です。
土曜日、日曜日、祝日のみの営業となっているようで見学できませんでしたが、今度うかがって見ようと思います。
古墳と桜のコラボは一定期間しか見れませんが、桜が散ってしまっても木々が緑色になり鮮やかになってきて、いろいろな景色を見せてくれると思います。
みなさんも歴史の勉強や日頃の疲れを癒しに宮口古墳公園に行ってみてはいかがでしょうか?
宮口古墳公園
住所:新潟県上越市牧区宮口1483番地1
アクセス:妙高はねうまライン「高田駅」から車で22分
TEL:025-533-5141(牧区総合事務所)