友人たちとの気楽な会話をするところというと、真っ先に頭に浮かぶところはどんなところですか？
年代やら集まる人数でも、場所は変わるかもしれませんが、今回私はそんな時に利用できる上越市仲町にある「多賀茶焙煎所」のティーサロンに行ってきました！
多賀茶焙煎所のお茶室とは？
玄関を入って、すぐ左手側にお茶室（ティーサロン）があります。
利休鼠の塗り壁に樹齢90年ヒマラヤ杉のカウンターがステキです。
和風の佇まいなのに、チェアもすごくマッチしていてとってもおしゃれです。
こちらでは手焙煎の焙じ茶や選りすぐりの緑茶を目の前で淹れていただけます。
ティーサロンでいただけるお茶は？
こちらは、ほうじ茶。
実際には、ホームページに動画が掲載されておりますが、注文をしてから焙じでくださるようです。
今回、私がお願いしたのは5種類の中から選んだ緑茶。
一つ一つ、丁寧に説明してくださいます。
そして、お茶といえば和菓子ですね
私はあじさいという和菓子（右）をお願いしました。
お菓子は店内にある和菓子工房で作られています。
また、こちらは私がお店に伺ったときの季節の和菓子です。
日本の季節感あふれるおもてなしを感じることができました。
さあ、目の前でいよいよお茶を淹れていただきます
鉄窯から柄杓で急須にお湯を入れ、ゆっくりと茶葉が広がっていく様を想像したり、丁寧にお茶を淹れてくださる美しい所作にうっとりしてしました。
こちらが、私のオーダーしたセットです。
お茶の透き通った色からは想像できない、香りや味わい。
上手く表現できないのがもどかしいです。
お茶は3煎いただけるので、一杯目からだんだんと香りや味が変化するのも体験できると思います。
和菓子も少し中身をご紹介しましょう。
中の餡はほんのりほうじ茶の香りがしていました。
やさしい甘さでお煎茶と相性がすごく合っていると感じました。
こちらの樹齢90年ヒマラヤ杉のカウンター。
板目が本当に美しいです。
私たち日本人にとって、お茶は本当に身近な存在だと思います。
コーヒー党さんも、きっと子どもの頃はお茶を飲んだことがあると思います。
こちらは、本当にゆったりと落ち着く空間でした。
お茶好きな日本人の方も、日本文化に興味のある外国人の方にもぜひ「日本茶体験」をしていただけたらと思いました。
お店では茶器やお茶碗、お菓子類も販売されています
陳列もとてもステキです。
お茶の販売もされています。
一番摘みの茶茎のみを使い自家焙煎した多賀一番棒茶は、焙じ加減によりライト、ミディアム、ディープの3種類あります。
ほかにも全国のお茶農園から直接取り寄せたシングルオリジン緑茶もあります。
こんなステキな茶器や茶碗を見ると、つい欲しくなってしまいます。
自分用にお気に入りの湯呑みや茶碗があると、日常の生活もワンランクアップしそうです。
こちらのうつわは、茶室でも使用している萬古焼きの窯元「南景製陶園」の茶器を店頭販売されています。
雁木通りに面したギャラリースペースでは、工芸作家の作品を展示販売されていますよ。
どれもこれも、置いてあるだけで存在感があります。
こちらはお菓子コーナーです。
ティーサロンでゆっくり時間を過ごしたあとは、店内でお菓子を購入しました。
とってもリラックスできたティータイムでした。
風情ある建物について聞いてみました
帰り際に、天井に大きな明かりが気になって、お店のかたにこちらの建物について聞いてみました。
このあたりは、かつては料亭、小料理屋が並ぶ花街だったこの界隈だったらしく、こちらは数ある芸者置屋のひとつだったそうです。
建物にもとても風情があるのも納得でした。
ぜひ、みなさんも一度、上越市高田 仲町でお茶を一服いかがでしょうか。
多賀茶焙煎所
住所：新潟県上越市仲町3丁目1-9
アクセス：妙高はねうまライン「高田駅」徒歩約5分
TEL：025-526-7570
営業時間：茶室. 11:00-16:30 (L.O 16:00)
買い物10:00-17:30
営業日：火曜日（ホームページ等でご確認ください）
公式ホームページ：https://taga-tearoastery.com/
