3月におこなわれる、日本の代表的な行事といえば「ひな祭り」。
そんなひな祭りを楽しめるイベントが、上越市にある高田本町商店街を中心におこなわれています。
今回は「雛めぐり」のご紹介です。
あすとぴあ高田で開催中!
高田駅から歩くこと10分ほどの場所にある、あすとぴあ高田。ローソンがあったり、アートホテルも近くなのですぐに分かるかと思います。ここの1階ではさまざまなひな飾りが展示されています。ガラス張りの建物なので、外からでもひな飾りが並んでいる様子がよく見えていました。
あすとぴあ高田近くには、お茶ができるカフェや、商店街にはさまざまな飲食店もあります。なので、お買い物やお茶会などの機会にちょっと寄って一緒にご覧いただくこともできます。
時代に合ったひな祭りの形。古からの伝統を感じられる展示
古くから3月3日には、おひな様を飾り女の子の節句である桃の節句を祝うという行事が続けられている日本。
ですが、「ひな祭り」という名前だけになりつつあります。ひな飾りを飾ることや、ちらし寿司などひな祭りならではのメニューを食べるなど、段々とそんな行事も薄れつつあり、現代では、ひな飾りを見るということも少なくなってきています。
また、ひな飾りを年に一回だし、それ以外は家で保管をしておくことも、マンション住まいなどの場合はスペースも限られてくるのでなかなか大変な部分もあります。それゆえひな飾りを家庭で持つという文化も薄れつつあります。
そんな現代に合うようにと、小さいサイズなども出されておりますが、なかなかそれを購入するまでにいたらない。
そんな中で、昔から手入れをされ保管状態が素晴らしいものを、この高田本町商店街では、あすとぴあ高田での展示であったり、各店舗での展示など商店街を歩きながらひな飾りを楽しみ、ひな祭りという行事を楽しむことができます。
時代が進み、生活スタイルも変化し、また変えていく必要がある中で、このような展示は伝統文化を守りまた伝統を知るすばらしいきっかけになると思います。
こういった新しいスタイルで日本文化を守っていくことがこれから必要になってくるのだろうと感じました。
私自身、こんなにもひな飾りを一度に見れる機会があるなんて初めてでもあり、すごくびっくりしたイベントでした。
外出先のちょっとした時間で楽しめる「雛めぐり」
自分でひな飾りを管理することもなく、飾る手間もなくそこに行けばさまざまな種類のおひな様を見ることができちゃうなんてとても素晴らしいイベントだと感じました。
子どもたちが、家庭で見ることができない場合でも、こちらへ足を運ぶだけで3月3日のイベントを味わうことができます。
「こんな風におひな様を飾るんだな」と目で見て知ること、そして日本のこれまで築いてきた伝統を感じられる「雛めぐり」。
車で通りかかる時や、ちょっとしたお散歩ついでに、ひな祭りを感じてみてはいかがでしょうか。
雛めぐり
住所:新潟県上越市本町4丁目2
アクセス:えちごトキめき鉄道高田駅下車15分
開催期間:2月10日〜3月7日