初夏の水辺に咲くカキツバタ。上越市「春日山城史跡広場」

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だんだんと各所で、四季折々の花々が咲き満開のニュースが耳に入ってくるようになってきましたね。

私自身、花を見るのが好きなほうなので遠方にも足を運びます。
近くでいいところが無いか母親に聞いたところ「カキツバタが咲いているところがある」と教えてもらいました。
今が満開とのことだったので、さっそく足を運んでみました!今回は春日山城史跡広場をご紹介いたします。

あざやかに咲き乱れるカキツバタは必見

春日山駅すぐの道、謙信公大通りを上越新井線に向かって車で向かいます。
そのまま突き当りまで行って右折。目印はセブンイレブンです。
県道180号線を走っていると左手にものがたり館入口の看板が見えてきます。
そこを左に入ってすぐに色あざやかなカキツバタが目に入ってきます。

春日山城史跡広場は春日山城跡ものがたり館のすぐ隣に広がっています。
無料の駐車場もあるので、車で行っても安心です。
多くの方がカキツバタを写真に収めたり、鑑賞したりして楽しんでいらっしゃいました。

復元されたお堀の監物塀に植えられたカキツバタがぐるっと約200メートルほど咲き乱れていました。

紫や白といったカキツバタが堀を鮮やかに染めていて、散策している人たちを楽しませていました。

土塁の上からも鑑賞できたので階段を上ってみました。
上から見ると違った景色が見れていいですよね。
ぜひ土塁の上からも見てみてくださいませ!

カキツバタだけでなく、色とりどりの花の花壇もありました。
カラフルな花もみなさんを楽しませてくれると思います。

子どもが走り回れるほど広々とした広場

春日山城跡から少し離れた北側に、堀や土塁、番所が復元された場所があります。
高い土塁と水堀、建物の跡が発掘調査などに基づいて復元されています。
周辺は公園のように整備されており、見学しやすくなっているので、見てみてくださいね。

堀では大きな木材が見つかった、という説明が石碑みたいなものに記載されていました。
説明を読んでみるとかなり深い所にあったようです。
水の中でも腐らなかったなんてすごいですよね。

広場内は広くて、端まで行くのが大変でした。
とくに建物があるわけではないので、ちいさいお子さんが走りまわったり遊んだりするには十分な広さがあります。

ものがたり館へも足を運んでみてください

すぐ隣には、春日山城ものがたり館があります。
ものがたり館では、上杉謙信公や当時の春日山城の様子などを大型画面のビデオで紹介していたり、川中島合戦の屏風などを展示しています。
日本百名城スタンプラリーのスタンプもおいてあります。

ぜひ、散歩がてら春日山城史跡広場へカキツバタを鑑賞しに足を運んでみてはいかがでしょうか?

また、今年も8月19、20日に開催予定の謙信公祭の川中島決戦の再現などもこちらの春日山城史跡広場で実施予定となっています。
カキツバタが終わってしまっても新緑を楽しんだり、謙信公祭を見にきてみてはどうでしょうか。

春日山城史跡広場
住所:新潟県上越市大豆334
アクセス:えちごトキめき鉄道「春日山駅」から車で約5分

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。