最近は30度超えの真夏の気候になってきて、連日真夏日や猛暑日が続いています。
日中散歩をするのがなかなか難しくなってきました。
しかし1日中、家の中にいては運動不足になってしまうので、夕方の涼しくなってから出かけるようにしています。
みなさんは上越市清里区にある櫛池隕石公園を知っていますか?
家ですることがないと、ついついネットサーフィンをしてしまいます。そんな時に名前が印象的な、“隕石”と名前がつく公園を見つけ、気になったので行ってきました。
今回は上越市清里区にある「櫛池隕石落下公園」を紹介します!
100年前に落下した隕石
大正9(1920)年9月16日夕方5時半過ぎに、当時の櫛池村上中条の水田に隕石が落下したそうです。
爆発でもあったのではないかと疑うほどの落下の衝撃は、さぞすごかっただろうと思います。
だれでも驚いてしまいますよね。
隕石は長さ18㎝、高さ9.8㎝、重さ4.42㎏だそうで、鉄分が多く含まれているため磁石にくっつくそうです。
実際に見たことがあるのですが、大きさもさることながらとても重く感じました。
集落の近くにある公園
国道18号線今池の信号から、県道198号線を東へ櫛池川に沿って進んでいきます。
右手に案内看板が出てきますので、見逃さないように注意しましょう。
看板が出てきたら右に曲がってすぐに、公園の入口があります。
こちらのポールが公園の入り口の目印になります。
案内看板から車で1分もかからないので注意してくださいね。
ポールをまた右に曲がって、車で進むこと2分ほどで公園に到着します。
櫛池隕石落下公園に到着しました。
道に案内板があるので迷わずに着くことができました!
公園はキレイに整備されていてとても過ごしやすかったです。
この看板に隕石の説明が書いてありました。
どの角度から落下してきたのか、隕石の大きさはどのくらいなのか、「宇宙からのメッセージ」として、落下からの経緯が簡単に書いてありました。
読んでみるとここに隕石が落下した時の角度と、当時の落下あとのモニュメントがあるとのこと。
これがモニュメントです。
銀色の三角が落下した時の角度の様です。
数字で書かれてあってもいまいち解りにくいですが、実際に目で見ると角度がわかりやすくていいですね。
落下したあともかなり深くまで落ちたことが解りました。
また、公園にはトイレもあったので、安心してゆっくりとモニュメントなどを閲覧できます。
実際の隕石が確認できます
新潟県内で落下が確認された隕石は、天保8(1837)年に蒲原郡富永村(現在の燕市)の「米納津隕石」と、今回紹介している「櫛池隕石」の2件です。
米納津隕石は東京の国立科学博物館が所蔵しているので、県内にあるのは櫛池隕石だけとなっています。
現在、隕石は公園からほど近い上越清里ほしのふるさと館に保管展示されています。
当時の詳しい内容が映像等で案内されているので、興味がある方はぜひ櫛池隕落下石公園と合わせて見に行ってはいかがでしょうか?
櫛池隕石落下公園
住所:新潟県上越市清里区上中条581番地4
アクセス:えちごトキめき鉄道 妙高はねうまライン「高田駅」から車で約25分